1年ぶりに6人で来日した神話。ドンワン、エリックはソロでも大活躍!
12月6日に名古屋ガイシホール、12月8日と9日にはさいたまスーパーアリーナ2DAYSのジャパン・ツアーを開催した、韓国の国民的アイドル・グループ、神話(シンファ)。6人が集合したのは昨年のツアー以来約1年ぶり。グループとしての活動再開に大きな注目が集まる中、メンバーそれぞれが日本でファンミーティングを開催することとなり、今月は“神話祭り”とも言えそうなほど、彼らの活躍を日本で見ることとなった。
デビューしてから9年が経ち、昨今はメンバーそれぞれが俳優や歌手としても活動するマルチタレント・グループとなった彼ら。移り変わりの激しい韓国芸能界のなかで、事務所移籍の危機を乗り越え、メンバーチェンジも解散もしない類まれなグループだ。6人が個性を活かしながらもメンバーの仲むつまじい姿には嘘や偽りがなく、そんなところがファンに長く愛されている理由のひとつかもしれない。来年の3月には、デビュー10周年という節目を迎え、韓国で9枚目のオリジナル・アルバムのリリースや大々的なコンサートも準備しているが、それを終えると韓国国民男子の義務として各々が軍隊へ入隊することが表明されている。
まずは、12月9日のさいたまスーパーアリーナの公演前に行われた記者会見とコンサート。
「個人活動中のメンバーもいるので、6人でも練習時間を捻出するよう努力しました。12ヵ月ぶりにみんなが集まって練習しながら、昔のことを思い出したりして、楽しく笑いながら準備しました」とミヌが話すように、久々に揃った6人は楽しそうで、穏やかな雰囲気の記者会見となった。
今回のコンサートはソロ・コーナーがなく、全曲メンバー全員が登場するステージにしたコンセプトを問われると「12ヵ月ぶりの6人一緒のコンサートですし、軍入隊前の最後の神話としてのコンサートになると思うので、神話の6人が揃って活動している姿を皆さんに見ていただきたくて、今回はこのような構成にしました。デビュー曲の『解決士』から最新曲の『雪の降る日』までを歌います」とエリックが答えた。
また、“最後”というキーワードについては、「軍隊入隊後は、やはり神話として6人一緒の活動は2〜3年は難しいと思います。今回のコンサートは軍入隊前の“最後”という意味です。もちろん、軍隊から出てきたらまた活動をするつもりです」(エリック)と、解散ではないことを伝えてくれた。
オレンジ色のペンライトに埋め尽くされたさいたまスーパーアリーナで開催された「2007 JAPAN TOUR SHINHWA FOREVER」は、ヒット曲のオンパレードに映像メッセージなどを交えて、アンコールまで全20曲を披露。今までになく、メンバー全員の気合が感じられるパフォーマンスに、会場は完全にヒート・アップ!MCでは「これからしばらくの間、6人で集まることができなくても、いつまでも忘れないで下さい。いつも覚えてくれていれば嬉しいです」とヘソンが気持ちを告げた。アンコール後も「シナチャン(神話最高)!」コールが会場から絶え間なく続き、この日だけ特別にダブル・アンコールが実現するほどの盛り上がり。しばらくの別れを惜しむファンは涙をにじませながら6人を見送っていた。
キム・ドンワン「除隊後もSHINHWAは続ける」
「SHINHWAは解散しない! 」
今年でデビュー10年目を迎える人気グループ<SHINHWA(シンファ/神話)>が、世間で囁かれている“解散説”に対し一蹴した。
SHINHWAのキム・ドンワンは、OBS京仁TV<ショーも観て映画も観て>の芸能企画コーナー<大韓民国アイドル(仮題)>に出演し、SHINHWAの今後の計画について明かした。
キム・ドンワンのプロフィールと写真
キム・ドンワンは「3月に発売されるSHINHWAの9thアルバム以降の活動について、色んな話が出ているが、全て事実ではない」「ソロ活動は続けるが、軍隊に行って来てからもSHINHWAの活動は続ける」と明かした。
キム・ドンワンは「グループとして10年目を迎えてからか、今は解散の話を聞いても笑ってしまう」「一緒に苦労をしてきたメンバーたちは、兄弟よりも厚い愛情を持っている」と伝えた。
また「SHINHWAが長寿グループとして頑張れたのは、ファンがいたからだった」「今も変わらず、SHINHWAのために惜しみない声援を送ってくれるファンたちが本当にありがたい」と付け加えた。
SHINHWAメンバーたちは、CD市場の不況にもかかわらず、シン・ヘソン、キム・ドンワン、イ・ミヌのソロアルバムが10万〜20万枚のセールスを記録した。
人気グループらが明かす<大韓民国アイドル>シリーズは、来たる9日午後6時、OBSとホームページ(www.obs.co.kr)を通じて生放送される。